PMSとは??#自律神経リンパマッサージ

皆さまこんにちは!
セラピストの杉本です(‘ω’)ノ
今回は生理前の不調、PMSを見ていきます。


■PMSとは??
・月経前症候群 (Pre-前 Menstrual-月経 Syndrome-症候群)
・月経前3-10日続く精神的身体的症状
・月経開始とともに軽快または消失
・日本では70-80%が月経前に何らかの症状がある
・思春期にPMSがより多いとの報告もある

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■PMSの原因とは??
・女性ホルモンの変動に関わっていると考えられる
・排卵から月経の期間を黄体期という
・黄体期には卵胞ホルモンと黄体ホルモンが多く分泌される
・黄体期後半は分泌が急激に低下
・分泌低下が脳内ホルモンや神経伝達物質の異常を引き起し不調につながる
・低下の影響以外にストレスなど様々な要因も考えられる
・はっきりとした原因は未解明

※卵胞ホルモン=エストロゲン
※黄体ホルモン=プロゲステロン

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■PMSの症状とは??

【身体的症状】
・腹痛、頭痛、腰痛
・むくみ、お腹/乳房のはり


【精神症状】
・情緒不安定、抑うつ、不安
・眠気、集中力低下
・食欲不振、過食
・のぼせ、めまい、倦怠感
※特に精神状態が強い場合は月経前気分不快障害:PMDDという
(PreMenstrual Dyspholic Disorder)

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■PMSの診断方法とは??
・症状が月経前に毎月表れ月経開始後は和わらぐことが特徴
・出現症状を記録し月経周期と関連を確認
・症状が似ているPMDDや鬱病などの精神疾患でないことを確認

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■PMSの治療法とは??

【排卵抑制療法】
・排卵を止め女性ホルモンの変動をなくす
(排卵が起こり女性ホルモンの大きな変動があることが原因のため)
・低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン/プロ下種珍配合薬
(少ないホルモン量で排卵を止める)
(副作用少ない、服用期間のみ抑制、妊娠にも影響なし)


【症状に対する治療法】
・痛み=鎮痛剤
・むくみ=利尿剤、抗アルデステロン療法(尿量増量)
・精神/自律神経症状=選択的セロトニン再取り込み阻害薬物療法
(脳内の活性物質セロトニンを維持する治療法)


【漢方療法】
・個人の証(症状や体質)に合わせて処方
・当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散、桃核承気湯、女神散、抑肝散など



多くの女性がPMSの何らかの症状を感じています。
リキュアの自律神経ケアで少しでも快適に過ごせるようにしていきましょう♪