子宮内膜症とは？？＃自律神経リンパマッサージ

皆さまこんにちは♪
セラピストの杉本です(‘ω’)ノ
今回は子宮内膜症についてです。


■子宮内膜とは？？
・子宮腔の内壁表面を覆う粘組織
・エストロゲンの作用で肥厚し妊娠の準備をする
・妊娠がない場合は子宮から剥がれ月経出血として体外へ排出


■子宮内膜症とは？？
・子宮内膜が子宮腔内以外で増えてしまう病気
・子宮外で増幅した内膜も生理のたびにはがれて出血
・何度も繰り返されると周辺組織と癒着しはがれにくくなり強い痛みを感じる
（器質性月経困難症）




■子宮内膜症の原因とは？？
・原因の1つとして月経血の逆流がある
・月経血の中に剥脱した内膜があり卵管へ逆流し腹腔内に運ばれる
・腹腔内に子宮内膜が付着/生育し子宮内膜症が起こる
・卵巣、卵管、腸で癒着すると卵巣内にチョコレートのう胞ができる
・はっきりとした原因は未解明


■子宮内膜症の症状とは？？
・不妊、月経困難症、骨盤痛との疼痛、特に生理痛は特徴的
・進行すると生理時以外でも下腹部痛や腰痛、排便痛、性交痛がある
・卵巣にできたチョコレートのう胞は卵巣癌になりやすい
・20代半ばで発病し35歳位でピークに達する
・閉経を迎えるとホルモン分泌がなくなり症状は治まる
・遺伝性もあるといわれている



■子宮内膜症と不妊症とは？？
・不妊の30％ほどは子宮内膜症と合併している
・子宮内膜症が卵管卵巣、子宮、腸管等と癒着しやすい
・癒着すると精子や受精卵の通過の妨げになる



■子宮内膜症の早期発見のポイントとは？？
・生理痛がありだんだん痛みが強くなっていくのが特徴
（進行性のため痛みが強くなり関連痛みも出てくる）
・身内に子宮内膜症を患ったことがある方がいる
（遺伝性があるため）



■子宮内膜症の診断方法とは？？
・内診や超音波検査、血液検査、腹腔鏡検査等で診断
・子宮後方（ダグラス窩）を内診、しこりや圧痛、卵巣がはがれてないか調べたりする



■子宮内膜症の再発とは？？
・閉経まで再発をしやすい病気
（女性ホルモンの影響を受け増殖するため）
・手術後は再発予防で薬物療法を行うこともある
（残存した子宮内膜が女性ホルモンの影響で増幅/悪化する可能性があるため）



ホルモンのバランスを整えることがとても大切ですね。
リキュアの自律神経ケアで身体の内側から整えて元気に過ごせるようにしていきましょう！