こんにちは(^▽^)/
最近はゲリラ豪雨が多く変わりやすい天気が続いていますね。。。
さて、今朝テレビを見ていたらタマネギの特集をしていて、つい見入ってしまいました(⌒∇⌒)
これは皆さんにも共有したい!!と思い、今回はタマネギについてお話ししたいと思います☆
玉ねぎはビタミンやミネラル、たんぱく質など一般的に広く知られる成分はほとんど含まれていませんが、それ以外の特定の栄養が豊富に含まれています。
その代表的な成分が「硫化アリル」と「ケルセチン」です。
玉ねぎを食べることによって血液がサラサラになるなどの健康効果や、強い抗酸化作用が働き免疫力がアップする効果が得られます。
今回は玉ねぎの持つ4つの栄養素とその働きについて説明していきます。
血液をサラサラにする「硫化アリル」
硫化アリルは玉ねぎを含むねぎ類全般、にら、にんにくに共通した特有の刺激的な匂いと辛味の基の成分です。
玉ねぎを切ったときに涙が出るのも硫化アリルの影響で、玉ねぎの細胞膜が破れ気化した硫化アリルが目や鼻の粘膜を刺激することによって涙が流れます。
硫化アリルには血液の凝固を防ぎ、血栓を予防する働きがあるため、血液をサラサラにしてくれます。
そのため動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞などの生活習慣病や高血圧を予防してくれるのです。
それ以外にも、硫化アリルの働きによって血中の余分な糖分や脂質が少なくなるので、生活習慣病の予防効果もあるといわれています。
老化や免疫力低下を防いでくれる「ケルセチン」
ケルセチンはポリフェノールの一種です。ポリフェノールは植物の色や苦味のもととなる物質で、玉ねぎの薄黄色はケルセチンによるものです。
もともとポリフェノールは植物が自分自身を酸化から守るために分泌する物質なので、強い抗酸化作用を持っています。
抗酸化作用により紫外線から肌を守ってくれるので、シワやシミなど肌の老化防止に効果を発揮します。
その他にも免疫力の低下を防ぐことで風邪の予防にも良いといわれています。
また、脂肪の吸収を抑える働きがあるのでダイエットにも最適です。
最近では、認知機能改善も示唆されており、認知症や要介護状態の予防も期待されています。
女性に嬉しいデトックス効果がある「カリウム」
カリウムは塩分の摂り過ぎを調整するうえで重要なミネラルです。
身体の中の余分な水分や塩分の排出を促し、むくみを改善してくれるのでデトックス効果が得られます。
また筋肉の収縮にも関わる成分です。したがって痙攣を起こしやすく、倦怠感を強く感じる時はカリウム不足を身体が訴えているのかもしれません。
腸内環境を整えてくれる「食物繊維」
玉ねぎには不溶性と水溶性の2つの食物繊維が含まれています。
不溶性食物繊維は水分や老廃物を吸着して便のかさを増やします。
それによって腸を刺激、排便を促すことで便秘の改善に役立ち、お腹の中の老廃物をごっそり排出してくれます。
水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整えます。
善玉菌のエサになる「オリゴ糖」
玉ねぎには野菜の中ではトップクラスといわれるほどオリゴ糖も含まれています。
オリゴ糖は人間の消化酵素では分解されないので、消化吸収されず腸に達します。
腸内で善玉菌のエサになると、善玉菌の増殖を促進し、腸内環境が整うので便秘予防や解消に繋がるとされています。
玉ねぎに含まれる栄養成分は空気や熱、その他の物質と反応して何十種類もの物質に変化するといわれています。
その変化した物質こそ血液をサラサラにする効果を発揮する場合もあるので、玉ねぎは食べ方や調理方法によって効果が変化することも知っておくと良いでしょう。
ここからは玉ねぎのパワーを最大限に発揮できる食べ方や調理方法をご紹介していきます。
生で食べる時は繊維を切るようにスライスする
玉ねぎを生で食べるとき、辛味を薄めるため水にさらすのは避けましょう。
玉ねぎに含まれる栄養素は水に溶けやすいものがほとんどです。せっかくの栄養素がもったいない。。。
辛みが苦手な方は繊維を切るようにスライスすると辛みが少し抑えられます!
さらにスライスしてから常温で30分ほど置くと、硫化アリルが空気に触れることで熱に強くなり、より効果的に栄養を取ることができるそうです!
スープにして玉ねぎの栄養をまるごと摂取
玉ねぎの辛味成分である硫化アリルやケルセチンは水に溶けやすい性質をもっています。
そのため、スープのように煮汁ごとすべて食べられる料理であれば、煮込んで水分に溶けだした栄養も一緒に摂取することができます。
また生の玉ねぎの食感や味が苦手な方は、玉ねぎをスープにしてあげることで味がしっかり染み込み、食べやすくなります。
玉ねぎの栄養をまるごと摂取したい方も、スープにして食べることをおすすめします。
油脂と一緒に摂取する
ケルセチンは油と一緒に摂取することで吸収率が高まるといわれています。
炒め料理や脂身のある肉と一緒に食べることで栄養を効率的に摂取できます。
みじん切りにした玉ねぎをオリーブオイルなどと混ぜ合わせて、ドレッシングとして使うのもおすすめです。
火を通すことで甘みが引き立つ点も玉ねぎの特徴の一つなので、油でしっかり炒めた後、カレー、シチュー、肉野菜炒め、オニオンスープ、ハンバーグなど様々な料理に活用するのも良いでしょう。
玉ねぎの皮の部分には、ケルセチンが豊富に含まれています。
普段捨てている玉ねぎの茶色い外皮のうちきれいなものを選別して水で洗い、乾燥させることで玉ねぎ茶にすることができます。
つい捨てがちな玉ねぎの皮ですが実は栄養がたっぷり含まれているので、いつも捨ててしまっていた方は玉ねぎ茶に挑戦してみてください。
また、乾燥させた皮をフードプロセッサーで細かく砕き、ふりかけと混ぜて食べるのもオススメです☆
玉ねぎは、実は秋も旬なんだそうです!
この秋はタマネギパワーで自分磨き&健康増進ですね!(^▽^)/